5. 結 言参 考 文 献(37)二軸押出機TEXⓇを用いた脱硫技術本研究では、二軸押出機を用いた脱硫技術の向上を目的として、脱硫プロセス用スクリュの第一混練部形状に着目してデータ収集を行い、第一混練部におけるゴム平均粒径と再生ゴムのムーニー粘度の相関を確認した。その結果、ゴムの粒径が細かいほど、製品のムーニー粘度が低くなることが示された。また、細かい粒径を得るために必要なスクリュ構成についても知見が得られた。今後も引き続き社内研究開発を通じてデータを蓄積し、二軸押出機を用いた脱硫技術の発展に貢献していきたい。(1) “工業情報とメーカー実務の百科事典” 「天然ゴムと合成ゴムの違いと比較、生産量、見分け方について」 https://www.toishi.info/sozai/rubbers/chigai.html(2) JATMA 一般社団法人 日本自動車タイヤ協会「廃タイヤ(使用済みタイヤ)のリサイクル状況」 https://www.jatma.or.jp/environment/report01.html(3) 敷板net.「知っているようで知らない「ゴム」の話 -再生(リサイクル)ゴム編-」 https://www.shikiita.net/apps/note/rubber-mat/rubber_recycle/(4) 川口伊義:“再生ゴムの最近の情勢”, 日本ゴム協会誌, 38巻(1965)9号, pp. 755-765日本製鋼所技報 No.75(2024.11)技術報告
元のページ ../index.html#40