日本製鋼所「技報76号」
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製品・技術紹介製品・技術紹介(48)現在もEUROMAP協会の主導により、OPC400xxシリーズの追加検討が行われている。OPC40082シリーズでは、今回紹介した金型温調機以外に、射出成形機の周辺機器向けとして、OPC40082-2(ホットランナー温調機)、OPC40082-3(液状シリコーンゴム投与機)、OPC40082-4(材料供給機)、OPC40082-5(金型)、OPC40082-6(材料乾燥機)が公開済あるいは策定中である。引き続き、これらの通信規格にも対応することで、お客様成形工場の自動化や作業効率化を支援していく所存である。参 考 文 献(1) 花山和寛,佐伯明彦,高橋将行,小末将吾:“J-WiSe®射出成形機のIoTソリューション”,日本製鋼所技報,No. 73 (2022),pp. 73金型温調機設定画面状態運転運転/停止現在温度80.0設定温度79.8停止金型温調機射出成形機成形条件管理画面A金型条件呼出金型温調機射出成形機B金型条件C金型条件A金型条件射速30.2・・・温度82.0温度82.0金型温調機設定画面状態運転運転/停止現在温度80.0設定温度79.8停止メーカA金金型型温温調調機機1射出成形機メーカB金金型型温温調調機機2図2 金型温調機と射出成形機図3 成形条件呼出機能との連携図4 異なる金型温調機メーカとの接続ることが可能となり、作業効率化につながる。(図2)また、金型温調機の温度と成形機の設定条件・測定値とを同時に確認することができるため、成形条件出しがより容易になる。2)成形機の成形条件呼出機能との連携成形機コントローラに保存する金型ごとの成形条件に金型温調機の設定温度を追加保存することができるようになる。これにより、金型交換時に成形機コントローラで成形条件を呼出しする際に、金型温調機側の温度設定も自動で設定されるため、設定温度の変更忘れや間違い防止につながる。(図3)※「J-WiSe®」と「J-WiSe Team Network®」は、  株式会社日本製鋼所の登録商標である。3)金型温調機メーカを問わず接続可能OPC40082-1に対応した金型温調機であれば、金型温調機メーカを問わず接続することができる。これにより、金型温調機が故障した場合に、別メーカの金型温調機に入れ替えても、連携機能を継続して利用できる。(図4) 4. おわりに

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